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2025年04月20日
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舞台レポート
2011年12月10日
★ご注意★
以下のレポート内容は、かなりネタバレというかむしろ内容そのものです。
わたしの感想ではなく、どういう内容だったかをレポートしております。
今後(来年含め)観劇するつもりがあり、そのときに新鮮な気持ちで見たいので詳しくは知りたくない、という方はご覧にならないで下さい。
舞台にカメラが入っていたこともあり、DVDなどになる可能性も高いですので。
その旨ご了承いただける方のみ「続き」からご覧下さいませ。
以下のレポート内容は、かなりネタバレというかむしろ内容そのものです。
わたしの感想ではなく、どういう内容だったかをレポートしております。
今後(来年含め)観劇するつもりがあり、そのときに新鮮な気持ちで見たいので詳しくは知りたくない、という方はご覧にならないで下さい。
舞台にカメラが入っていたこともあり、DVDなどになる可能性も高いですので。
その旨ご了承いただける方のみ「続き」からご覧下さいませ。
○舞台「蒼穹のファフナー / FACT AND RECOLLECTION 」
翔子を軸にした本編と約11分のレビューショーの2部構成でした。
昨年の初演は見ていないのですが、レビューショーと本編に乙姫が登場するのは今年の再演からの趣向だそうです。
本編の内容は、基本的にテレビアニメと冲方さんの小説のシーンを再構成したもので、新規のシーンはほとんどありません。
セリフもほぼ同じなのでファンなら脳内再生できると思います。
本来、翔子のシーンを中心にするものに乙姫がいるのはおかしいのですが、ここに登場する乙姫は全体を俯瞰する位置というか、登場人物と同じ次元にいない存在として演出。なのでアルヴィスの制服も礼服を着ています。
モノローグとワルキューレのスキャットやラストの「Shangri-La」を歌う役割。
フェストゥムとファフナーはどうするのか?
多分、見る前に誰もが一番疑問を感じる部分。
どちらも目に見える「そのもの」は出さず、フェストゥムは照明効果で、ファフナーはパイロットのコクピット内を演技するという方法で表現していました。
まず舞台奥、高い位置に乙姫が登場。同時に舞台上にはティターンモデルのシナスーを来た先輩たちが無言で立っている。ほぼシルエットしか見えない。
かつてここにいた者たちの記憶を受け継いでいく。それは生きるということ。…モノローグのあと乙姫のスキャット。先輩たちがはけた暗転のあとカノンが舞台中央に立っている。カノンが乙姫のスキャットを引き継ぐ。
シーンは、人類軍が島を去ったあと残ったカノンがフェンリルを起動して一騎と対話するところ。
ダブリンとドイツのやりとりなども。(笑)
その後…島で暮らすことになったカノンが容子、真矢、咲良などと話すうちに「翔子って誰だろう、もうここにいない人物なのに誰も翔子のことを忘れていない。どんな人だったのか」と思うようになる。容子にそう尋ね「そうね、翔子がどんな子だったか少し話をしましょう」というふうに過去のシーンに飛ぶ。
…というかんじで、おなじみのシーンが次々展開。
人物紹介と関係性を表すために一騎と剣司の対決シーン、甲洋が告白されるがキレイに断るシーン、そして総士の帰還からフェストゥム襲来。
一騎の出撃。島の平和が偽りだっことがわかる。そこここに、翔子と真矢、翔子と容子のシーンがあり「みんなと一緒に生きたい」と常に思っている翔子が描かれる。
パイロットが一騎だけでは足りないと、他の子供たち(の親)にも赤紙を届ける史彦と千鶴。病気の我が子にまで招集がかかり、衝撃を受ける容子。
アルヴィスに集合する子供達。
訓練のためにシナスーを着るので服を脱げと言われる一騎。「全部脱ぐんですか?」
「大丈夫よ、ホニャララ(わざとなにかをぼかして)は見えないから」「??」と首を傾げながらも脱ぎ始める一騎。
スボンを脱いだところで仕切り板がスライドしてきて客席から遮断…。
おそらく展望室に集まっている子供達。衛にゴウバインのポーズを練習させられている翔子。(テレビではカノンがやらされているのでそのつながりか)
ノリノリで勇ましくポーズを繰り返しているところに一騎と総士が入って来る。
「かっ、一騎くん…」恥ずかしくて膝が砕け、壁にすがる翔子。
パイロット候補としてみんな集まっていると知り「みんなも脱ぐんだ…」と一騎。
真矢がみんなの写真を撮る。
翔子は一騎と一緒にいられると喜ぶが、真矢と一緒にオペレーターに回されてしまう。
本当は一騎と一緒に、一騎のようにパイロットとして戦いたいと思っているけれど、周囲はそれを許さない。
「体が弱いんだから無理しないでいい」とみんな言うけれど…。「がんばって元気になるから」と繰り返す翔子。
島のために、たった一人で戦っている一騎に「ありがとう」と言いたいしもっと色々話もしたい翔子の邪魔をする総士。(笑)
「こっちにこい、この朴念仁」と咲良一味に引っ張っていかれる総士。舞台の袖に消えて行く…「な、なにをするっ」声だけ聞こえてくる。一体何が…。(笑)
総士が心配なのか、追って舞台の袖に走ろうとする一騎を呼び止める翔子。カモン…と手振り。戻ってくる一騎。
「一騎くんのこと…憧れだったから!」と、一騎との出会いを思い出して語る。
一騎を好きというより、やはり「憧れ」(こうありたかったという)に近い気持ちを吐露する翔子。
「自転車を買うよ」と一騎。感激する翔子。握手、と手を差し出す一騎に嬉しそうに微笑みながら足を踏み出すも、崩れ落ちる翔子。
倒れた翔子を横抱きにして暗転の中、一騎退場。
舞台中央。フェストゥム因子の注入器を手に、今にも首筋に押し当てようとしているカノン。
とめる大人たち。「翔子だけじゃなく、あなたまで自分から死にに行こうとするの、何故」叫ぶ容子。
「この島でみんなと一緒に生きたい」とそれを選択するカノン。
---(このあたりのシーンの順序はかなり記憶が怪しいです…すみません)---
「お肉!!」翔子の叫びで過去シーンに戻る。
倒れたのにフラフラで歩いてちゃダメだよ、と真矢と甲洋に言われる翔子。
別のシーンでも容子や真矢に「あなたは戦わなくていいの」と言われてフラストレーションがたまっていく翔子。
「わたしも島のために皆と一緒に働きたい」
咲良たちと甲洋は実戦に出してもらえない。不満と焦燥がつのる。
シミュレーションによる変成意識。訓練後の子供達の様子がいつもと違うという描写。ブラック甲洋に驚く一騎。
「倒した敵の数だけ星をつけてもらうっていうのはどうだ」「フェストゥムってどういう意味だか知ってるか」
咲良たち3人はメタメタ。咲良は苛ついたクマみたいに行ったり来たりしながら喚いている。怯えてヘタっている剣司。ゴウバインのメットをかぶって勇ましい衛。かなりちゃんと作っているゴウバインのメット。重そう。
一騎が衛からメットをとり、自分でかぶったり総士にかぶせたりするシーンをここで。風呂ではない。(笑)
「この3人はダメだこりゃ」的な総士の回想として、アニメでは実戦だったトリプルドッグのシーン(衛が盾になってその隙に二人が敵をやっつけるという)がここではシミュレーションとして描かれる。
「コックピットから叩き出すぞっ!」…回想終わり。
「実戦投入は現段階では無理です」
反省室に入れられている3人。「一騎がやられれば俺たちが実戦に出られるのに」と剣司。
「あんたそんなに乗りたがってたっけ?」「お前を守るためだろ!」照れと気まずさに充ちる反省室。
広登のろう城のシーン。
「もしかして、東京がもうないっていうこと、まだ知らない奴がいるのか…?」と剣司が母親に尋ねる。
「それは…でも隠していたのには理由があって」「嘘ばっかり言う大人の言うことなんか信じられるか!」剣司。
「教室に希望って書いてあるじゃないか!」広登の叫びに容子「でもそれは…生き残ってからするしかないの」
人類軍の偵察機を命令を無視して助けようとした一騎。史彦や総士のやり方に反発する一騎。
一騎と話したい一心でアルヴィスにいる翔子。だが一騎を待つ翔子に総士は嘘をついて一騎と会わせないようにする。
その嘘がバレ、真矢に糾弾される。「もう友達ではいられないんだ」そこに一騎も現れ総士と口論になる。
「人間とファフナーのどっちが大切なんだ」「どんな答えを期待しているんだ」
「お前…変わったよ」「お前が変わらなければ彼女達をも傷つけることになるんだぞ」
一騎と決裂。
真矢に「こういうの嫌なの、みんなギスギスして…。ちゃんと一騎くんと話して」と諭される。
そのまま「話そうか」のシーンに。この時点で芝居では一騎しか実戦に出ていないので置いてある薬は「お前が戦闘中に感じた痛みがフラッシュバックすることがある…それを抑える…痛み止めだ」というふうになっている。
エア自販機まで、「9,10,11」と数えていた桜田総士。アニメでは別にわざわざ数えていなかったのに…。(笑)むしろこれは蒼穹作戦のときの喜安さん…。
そして。
敵襲来。
「俺たちを出せ」と剣司、咲良が要求するが総士は応じない。「みんなで出たほうが」
「大事なファフナーを一機でも失うわけにはいかない」
「お前っ!」
一騎と話したくて待っている翔子。
「俺になにかできることはないか」と辛そうに言う甲洋に頭を下げる翔子。
「一騎くんと話をさせて下さい」「…わかった、呼んで来る」と唇を噛みしめる甲洋。
出撃前の一騎に「あなたの帰る場所を守っています」と約束する翔子「必ず帰ってきてね」「わかった」
一騎が出撃するも、また別の敵が現れ竜宮島を攻撃しようとする。
シナスーを着ている翔子。「どうしてあなたが」驚く容子。
「生まれたときから戦うことが決まってたんでしょ、わたしたち。自分の意志で戦いたいの。それくらいは許されるでしょう、あなたの子じゃないんだから…」崩れ落ちる容子。
「翔子を止めて、皆城くん」と言う大人達。「戦わせて、お願い皆城くん」と言う翔子。総士は「島を守るのが僕たちの任務です」と許可。
舞台中央、高い位置に立つ翔子。上空をみつめ、空の高みへ…。
フェストゥムの攻撃が腹を貫通。クロッシングで繋がっている総士は激痛に体を折るが翔子は平然としている。
どんどん上空へ。島に影響のない高度に達したらノルンに攻撃させるから離脱しろ、という命令に応えがない。
戻って来い、という誰の言葉も届かない。フェンリル起動。容子の母親としての叫び。
「一騎くんとの約束、守れたかな…」
カウントゼロの直前
「あなたの子じゃないんだから…ひどいことを言ってごめんなさい、お母さん」
容子の慟哭。真矢の歌う「Separetion」
カノンのモノローグ。蒼穹作戦が始まる。メンバーとしてカノンの名前が呼ばれる。
島の一員として皆と生きるために作戦に参加し、そして戻って来る。
皆の決意。舞台中央に立つ乙姫の新Shangri-La。イントロの合間にカノンと容子のやりとり。
「帰ってきたら母さんと呼んでいいか」幼い翔子と容子のセリフによる回想をはさみ「もちろんよ」
というラスト。
そして休憩をはさんでレビューショーへ。
レビューに入る前と後で、ナレーションで一騎と総士の小ネタが。(これが多分中西P執筆の…)
>レビュー前
「少し話そうか、僕の部屋で」
「あ、じゃあ俺カレー作るよ…って俺たちにはまだやることがあるだろ」
「何だ」
「レビューショーだよ。歌でみんなと盛り上がるんだ」
「僕も歌うのか」
「そうだよ。お前にはあの歌があるじゃないか」(アレか!?)(アレでした)
「駄目だ、緊張してきた。準備が全くできていない…主に心の準備が」
「準備ってどれくらいかかるんだ?」
「…5秒待て」
「意外とすぐなんだな」 …みたいな感じだったと。
>レビュー後
「一騎、大丈夫だったか、僕の歌と踊りは」
「よかったよ」「そうか(ホッとしている)」
「じゃあ俺カレー作るよ(どんだけカレー…)お前の部屋で。これから反省会な」
「やっぱり駄目だったんだな…(ガクリ)」 …みたいな。
レビューの内容は。
曲は「Shangri-La」「Terra」「フリューゲル」「蒼穹」の4曲。
「Terra」「フリューゲル」は総士と一騎のソロだけどサビの部分は互いにデュエット。
一騎の曲が踊りが激しくて、同時に歌うのはキツイんじゃないかと…。総士くんのはダンスではなく手振りくらい。
「Shangri-La」「蒼穹」は乙姫、真矢、カノンの3人で交代で歌う感じ。
ダンスは…。メインキャストはアルヴィス服を着て、内容を象徴するような振り付け。
アンサンブルのメンバーがけっこう数が多くて(島の子たちですね)イケイケでスタイリッシュな(笑)衣装で踊りまくっていました。
違和感と言えばこれが違和感かもしれないですが…多分何度か見たら慣れる。(笑)
総士一騎の生クロッシング(天地の「楽園シーン)状態は「Shangri-La」のとき後ろのほうでやってました。でもぎゅっとハグする前にササッと引く総士。(笑)
そういえば、剣司、衛、翔子はレビューショーには不参加。なぜだろうか。
最後のあいさつのとき。まず一人で高い位置に立っている翔子を容子が下から階段を上がって迎えに行こうとし、振り返りカノンを呼ぶ。
カノンも階段を上がり壇上の翔子に騎士のように手を差し伸べる。
カノンと容子の手をとり翔子、舞台の板の上に。袖からキャストがわらわらと出て来てあいさつ。
その後退場しながら、衛が広登にヘルメットを手渡ししていました。
細かい演出。
という感じでした。
細かいところとか、シーンの前後とかは記憶が怪しいのでご勘弁下さい。
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